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「旬の食材百科」話のネタ

様々な食材や料理についての情報を綴っています。話のネタにしていただければ幸いです

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      • オランダに日本の野菜を普及させるために1

      オランダの風車


      先月、23日から29日まで1週間
      私はオランダに行っていました。

      観光旅行と言う訳ではなく、目的は“日本の野菜や果物をオランダに普及させる”事でした。
      これは私が自身の考えでとった行動ではなく
      私のサイトを見て、協力を依頼された事が始まりでした。
      改めて、当時私を発掘しコンタクトをとって下さった黒田氏に感謝いたします。

      オランダにおける私のミッションは
      現地の料理スクールの生徒達に野菜や果物を中心に日本の食材について
      生産者のこだわりや食材の特徴などを紹介し、
      実際に簡単な調理をして見せ、そのものの味を知ってもらい興味を持ってもらうこと。
      また、名だたる現地の名店のシェフやオーナー様に
      同じようにパワーポイントを使い、現物の食材を手にしながら色々な話をし、
      野菜の調理を実演して見せて食べていただき、各お店での採用を促すことでした。

      IMG_9274 (600x450)
      IMG_9275 (600x450)

      日本から持ち込まれた食材は水なすや熊本の赤ナス、丸なす
      皮付きのヤングコーン、ミョウガにユリネ、金糸瓜、エダマメ、塩トマトにフルーツトマトなど色々
      果物は高知県産のマスクメロンをはじめビワやスイカなどでした

      私はオランダに到着してから当日までに、
      現地の野菜事情を知っておく必要もあります。
      もちろん下調べはしてきていますが、実際に自分の目で見て食べてみることは欠かせません。

      黒田氏とアムステルダムのスキポール空港で待ち合わせ
      現地事情に詳しい黒田氏に連れられるままひとまずホテルへチェックインすることに

      電車で向かうという事で、
      無人券売機で切符を買うのですが、これが初めての人は非常に難しい
      ましてや外国からの旅行客にはさっぱり・・・
      黒田氏に買っていただき、ホームへ
      と、オランダには改札がありません。
      そのままホームに降り、電車に乗り、着いた駅で降りるのですが
      降りるときも改札は無いのです。
      日本とは違い、性善説のもとに成り立っているようです。
      ただし、万一キセルが発覚した場合の罰金はかなり高額との事。

      オランダでの宿泊は、はじめの2泊がアムステルダムのノボテル
      その後ハーグに移動してデン・ハーグのバビロンに3泊です。

      ホテルに着いたのは午後4時頃だったでしょうか
      とても綺麗なホテルで、交通の便が非常に良いにも関わらず、
      大きな公園に面したとても静かな環境に立地していました。

      一旦各自部屋で休息し、6時にロビーで待ち合わせ
      近くでビールでも飲みましょうと言うことで黒田氏に案内していただき、向かいの公園へ

      人気が無い公園を通り抜け、アムステル川の側の風車前に
      冒頭の写真がそれです。
      これぞオランダ 空も晴れ渡り気分が高まります。

      黒田氏に促され、川べりに賑わっているカフェ?に

      IMG_4255 (650x433)


      店内はほぼ満席で賑わっていますが、幸い1テーブル空きがあるとの事でテラスの席へ
      とりあえずビール
      オランダに来てまで・・・いえいえ オランダだからこそビールでしょ

      まずは乾杯し、つまみにチーズとクロケットを注文
      チーズは"New"と"Old"があるとの事、今回は”New”で

      IMG_4256 (650x433)


      これがそのチーズ
      こんなに!? 食べ切れるのかな・・・と思いきや
      若く食感も風味も柔らかく美味しいので、いくらでも食べられる感じでした。
      添えられているのはマスタード

      そしてクロケット
      これはなんというか
      挽肉が入ったクリームコロッケといった感じで
      これもとても美味しかった。

      IMG_4258 (650x433)


      私は日本では食べたことが無かったので
      冷凍食品でも良いのでこれは売れるのでは?と思ってしまいました。

      その後、子羊の背肉を注文
      これもとても柔らかく、臭みがなくてとても美味しく頂きました。


      どのテーブルにもビールやワイン、スパークリングワインのグラスが並び
      みんな楽しそうに談笑しています。
      こんなに明るいのに・・・・
      といっても、時刻はすでに午後7時を回っていました。
      今の時期のオランダは日没が9時過ぎるんです
      なので、もうこの時間はディナータイム

      6月には日没が10時を過ぎるというから日本の感覚だとおかしな感じになってしまいます。
      日本でも夏と冬は日の長さが違うので
      夏になると夕食の時間が遅くなりがちですよね
      明るいと夕食って言う気分にならない・・・的な

      でもオランダや北欧などでそんな事言ってたら寝る時間がなくなってしまいます。
      黒田氏は10年以上オランダに住まれていたというのできいてみると
      こちらの人は太陽に合わせて暮らすのではなく、時計中心に暮らしているとのことでした。
      なので、明るくても暗くても午後7時になると夕食にするとか明るくても午後10時には寝る
      といった具合にしているそうです。
      そりゃそうですよね
      北欧なんか冬は日が出ない時期があったりするというのですから

      でも、こうして初めてオランダに来た私は
      日が長いこの時期に来て なんだか得した気分になりました。
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