「旬の食材百科」話のネタ

様々な食材や料理についての情報を綴っています。話のネタにしていただければ幸いです

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      • 更新:自然薯:山菜の王様「自然薯」 栗東市こんぜで収穫始まる 滋賀

      更新:自然薯:山菜の王様「自然薯」 栗東市こんぜで収穫始まる 滋賀

      自然薯


      先週末、「びわ湖の恵本舗」の渡辺さんに紹介して頂き、

      滋賀県栗東市の「こんぜ自然薯研究会」事業所長 富田氏の自然薯畑に行ってきました。


      畑はこんぜの山の中にあり、自然の環境の中で栽培されています。



      自然薯畑


      富田氏は自然薯の栽培に取り組まれて10年目との事で、

      今でこそある程度満足の行く自然薯が作れるようになったが、

      ここまでくるにも色々と苦労され試行錯誤されてきたとのこと。


      なにせ山の中ですから、イノシシの被害も注意しなくてはならず

      畑の周囲には色々な策が講じられていました。

      自然薯の蔓


      この畝一列だけでもかなりの自然薯が地下に伸びているそうです。



      むかご


      畑の中に入っていくと、蔓にむかごが出来ていました。

      このむかごも植えると芽が出てくるんですよ 自然薯の種のようなものですが

      種は種で別にちゃんと花が咲いた後に出来るんです。

      また、採れた自然薯を種芋にしても翌年大きくなるのですから

      自然薯はあの手この手で子孫を残そうとしている感じですね。




      自然薯を掘り起こしているところ

      自然薯掘り


      自然薯は地下に向かって細長く芋を伸ばしていくため、直接植え付けてしまうと収穫が大変なばかりでなく、

      グネグネと曲がった状態に育ってしまいます。


      そこで、富田氏はトヨ型の敷板を斜め下に向くように敷き、その上に自然薯が伸びていくようにされています。


      畝には、この敷き板を少しずつずらしながら敷き板、砂、自然薯、砂、敷き板、砂、自然薯と何枚も重ねられているので、自然薯は下の板と上の板の間を成長していく形に成ります。


      なので、自然薯の収穫は「掘る」と言うより、表面の土だけ掘ったら後はこの敷き板ごとめくっていく感じでした。

      掘り出された自然薯


      中からは見事な自然薯が次々と掘り出されてきました。

      思いのほか色白な芋です。


      収穫された自然薯


      畝ごとに収穫された自然薯を並べて、どの畝でどんな芋がどれだけ採れたか記録されていました。


      前年にひねくれて曲がって育った自然薯を種芋にしてみたら

      やっぱりその芋からは今年も曲がったものが出来てしまったそうです。

      まさに「遺伝」ですね。 

      だから野菜でも果物でも、出来の良い物を選抜育成して種にしていくんですね・・・。



      このぐにゃぐにゃと曲がってしまっているものはそのままでは商品としての価値が付かないことから

      これまで様々な近江の食材でユニークな商品を作ってこられている「びわ湖の恵み本舗」さんの出番と言うわけです。

      形が悪いものなども有効に美味しい商品として送り出す事で

      もっともっと自然薯を広く身近な食材として広めていけると良いですね。



      この日一番の大きな自然薯を手にする富田氏

      自然薯を手にする富田氏

      この自然薯は形もよく、2キロ程もありました。

      でも、一番美味しいのは1k前後のものだそうです。

      大きすぎるとどうしても大味になってしまうのだとか。





      と、ここらでランチタイムという事で


      富田氏自ら自宅で用意してきてくださった芋汁をご馳走になりました。


      芋汁


      めっちゃ美味しそうでしょ


      なんでも 自然薯たっぷりの他

      里芋にシイタケ、マイタケ、えのきにシメジなど色々なきのこがどっさり

      それに鶏肉に豚肉に・・・・

      とても贅沢な芋汁です。



      芋汁


      見た目は地味ですが

      香りと言い旨みと言い

      こんな美味しい汁物はめったに食べられないと思ったくらいです。


      ましてや、この大自然の山の中で味わったのですから格別です。


      大してお手伝いもしていないのに・・・


      富田さん ご馳走様でした。




      収穫された自然薯は富田氏のご自宅敷地内に運び込み、まずは洗浄

      洗浄


      表面の砂を洗い落とすと

      自然薯の真っ白な肌があらわに・・・



      そしてこの自然薯の先っぽ


      自然薯の先


      富田氏いわく

      この先っちょをわさび醤油で食べると これがまた旨いんや


      と言いながら 一本ポキッと折ってくれました

      そのまま口に


      おおーー とても柔らかく、シャキシャキした食感がやさしく歯に感じて

      これまた柔らかい旨みが口に広がります。


      確かに わさび醤油 いいかも。

      洗い終わった自然薯


      洗いあがった自然薯は表面を傷つけないよう注意しながら天日にあてて乾かし

      その後 とろりん亭(富田氏の多目的ホール?)に持ち込まれ一本一本箱詰めされます。


      すぐに出荷されるものもあれば長期間貯蔵されるものもあり、

      貯蔵は土蔵の中に保管され、長いものだと半年間ほど貯蔵しておくそうです。



      自然薯は一般的なナガイモと外見は似ていますが

      実は品種的にも別物で、摩り下ろした時の粘り具合や旨みがまったく違います。

      栽培も簡単ではなく、生産されている数が少ないこともあって非常に高価な食材ではありますが

      それだけの事はありますね。美味しさが。





      旬の食材百科にも自然薯のページを設けました。


      自然薯:旬の野菜百科
      http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/jinenjyo.htm
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